結婚相談所の料金ページを開くたびに、「初期費用」「月会費」「成婚料」と知らない言葉が並んでいて、結局いくら用意すればいいのか分からない。比較サイトを見れば見るほど数字がバラバラで、「払っても結婚できなかったら丸損じゃないか」という不安だけが膨らんでいく——。この記事を開いたあなたは、そんな状態かもしれません。
先に、いちばん知りたい数字からお伝えします。結婚相談所で成婚までにかかる総額は、30〜50万円が目安です。これは推測ではなく、IBJ(日本結婚相談所連盟)の紹介サービスを利用して入会した人の、実際の支払いデータに基づいています。そして大事なのは総額の大小よりも、「何に・いつ・いくら払うのか」という内訳の理解です。内訳が見えれば、料金は怖いものではなくなります。
この記事を書いているのは、埼玉・浦和の結婚相談所「縁結びラボラトリー」の仲人です。仲人である前に、自分自身がIBJ加盟の相談所にお金を払って活動した「元利用者」でもあります。正直に言えば、当時は「マッチングアプリの方が安いのに、高いお金を払う意味が分からない」と思っていた側の人間でした。だからこそ、運営側の理屈と払う側の実感の両方から、包み隠さず書いていきます。
目次
- 結論: 成婚までの総額は「30〜50万円」が目安
- 料金の内訳: 何に・いつ・いくら払うのか
- タイプ別の料金比較: 安い相談所と高い相談所は何が違うのか
- 「結婚相談所はなぜ高いのか」に正面から答える
- お見合い料とは?「0円」の仕組みと本当の意味
- 縁結びラボラトリーの料金プラン(全部公開します)
- 入会前に確認したい料金のチェックポイント
- 結婚相談所の料金に関するよくある質問
- 内訳が見えれば、料金はもう怖くない
結論: 成婚までの総額は「30〜50万円」が目安
いきなり結論の数字を出します。IBJが公表しているデータでは、結婚相談所に入会して成婚退会するまでに支払った費用の総額は、30〜50万円の価格帯に集中しています(2022年1月〜2025年5月にIBJの紹介サービスを利用して入会した人の実績データ)。
内訳の中央値はこうです。
| 費用項目 | 中央値(IBJ実データ) |
|---|---|
| 初期費用 | 11万円 |
| 月会費の総額 | 11万円 |
| 成婚料 | 22万円 |
活動期間の目安は、初婚の場合で約9ヶ月。つまり「9ヶ月前後の活動で、総額30〜50万円を払って結婚相手を見つける」のが、データから見えるいちばん標準的な姿です。
男性のあなたに、先に伝えておきたい事実が一つあります。同じデータで男女を比べると、総額50万円以上払った人の割合は男性35.1%・女性20.0%。最も多い価格帯はどちらも40〜49万円ですが、高くなりやすいのは明らかに男性側です。これは相談所の料金設定というより、交際中のデート代やお見合いのお茶代を男性が持つ場面が多いという慣例も影響しています。「思ったより高い」と後から慌てないために、男性は50万円までを見込んだ資金計画を立てておくのが現実的です。
数字だけ見ると身構えるかもしれません。ただ、この総額が「何の対価なのか」を分解していくと、印象はかなり変わります。次の章から一つずつ見ていきましょう。
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参考: 結婚相談所の料金は高い?婚活費用を賢く抑えながら結婚相手を見つける方法|IBJ
料金の内訳: 何に・いつ・いくら払うのか

結婚相談所の料金は、大きく4つの項目でできています。どのタイミングで発生するお金なのかに注目して読んでください。
初期費用(入会時に一度だけ): 3万〜30万円
入会金・登録料・活動初期費用と呼ばれるもので、入会時に一度だけ払います。金額の幅が大きく、オンライン完結型なら3万円前後から、仲人が手厚く付く相談所では10万〜30万円程度まで分かれます。IBJの実データでの中央値は11万円です。
この費用の中身は、会員システムへの登録、プロフィール作成のサポート、活動設計の初回カウンセリングなど「活動を始めるための準備一式」です。逆に言えば、初期費用が安い相談所は準備を自分でやる前提の設計になっていることが多い。安さだけで選ぶ前に、「何をしてもらえる金額なのか」を確認してください。
月会費(毎月): 5,000円〜2万円
活動中、毎月かかる費用です。相場は5,000円〜2万円程度で、1万円台が中心。システム利用料と、仲人への相談・サポートの対価がここに含まれます。
見落としがちなのは、月会費は「活動が長引くほど積み上がる」という当たり前の事実です。月1.5万円の相談所で1年活動すれば18万円、2年なら36万円。月会費の安さより、短期間で結果を出せるサポートがあるかどうかの方が、最終的な総額を左右します。
成婚料(成婚退会時に一度だけ): 0円〜30万円
成婚して退会するときに払う成功報酬です。データマッチング型を中心に成婚料0円の相談所もあり、かかる場合の相場は5万〜30万円。IBJ実データの中央値は22万円です。
ここで大事なのは「成婚」の定義です。IBJでは成婚=婚約と定義されていて、プロポーズが受け入れられて結婚の約束を交わした時点で成婚退会になります。入籍時ではありません。成婚料は「婚約まで伴走してもらったことへの成功報酬」だと理解すると、位置づけがすっきりします。
なお、成婚料がある相談所は「会員を成婚させないと最終報酬が入らない」構造なので、成婚まで本気で動く動機が仕組みとして組み込まれています。成婚料なしの安さには、この動機付けがないという裏面もあります。どちらが良い悪いではなく、構造の違いとして知っておいてください。
参考: 結婚相談所での成婚退会のタイミングと成婚料について解説|IBJ
お見合い料(お見合いのたび): 0円〜1万円/回
お見合いが成立するたびにかかる費用で、0円の相談所から、1回5,000円〜1万円ほどかかる相談所まで幅があります。1回あたりは小さく見えますが、活動全体では効いてきます。詳しくは後の章で掘り下げるので、ここでは「課金方式が2種類ある」ことだけ覚えておいてください。
相談所の外で発生する出費も忘れずに
利用者として活動した実感から、正直に付け加えます。支出は相談所に払う費用だけでは終わりません。プロフィール写真の撮影(1万5,000円〜3万円程度が目安)、お見合いのお茶代(男性が持つ場面が多い)、交際が始まればデート代、そして服装や身だしなみへの投資。こうした「活動のための出費」が毎月積み重なっていきます。
これを隠して「月会費1万円だけで婚活できます」という顔をするのは不誠実だと思うので、はっきり書いておきます。相談所への支払いとは別に、活動費が毎月動く前提で資金計画を立てる。それが実態に近い見積もりです。
タイプ別の料金比較: 安い相談所と高い相談所は何が違うのか
結婚相談所の料金の幅は、ほとんど「サポートの量の差」で説明できます。IBJ公式の整理を借りると、相談所は大きく3タイプに分かれます。
| タイプ | 初期費用 | 月会費 | 成婚料 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| データマッチング型 | 3万〜10万円 | 1万円前後 | なし〜数万円 | システムで相手を探す。自走型で安い |
| ハイブリッド型 | 11万円 | 1万3,200円 | 22万円 | システム+必要時にサポート |
| 仲人型 | 10万〜30万円 | 1万5,000円前後 | 20万〜30万円 | 専任の仲人が相手探しから交際まで伴走 |
(金額はIBJ公式コラム掲載の目安。ハイブリッド型は実データの中央値。2026年8月25日確認)
安いタイプは「自分で探し、自分で判断できる人」向けの設計です。恋愛経験があって、プロフィール作りも申し込み戦略も自力で組める人なら、データマッチング型で十分戦えます。
一方、仕事が忙しくて婚活に割ける時間が少ない人、恋愛経験が少なくて「そもそも何から直せばいいか分からない」人にとっては、仲人型・ハイブリッド型の月会費は「迷っている時間を買うお金」になります。仮に、安い相談所で活動が1年半に延び、手厚い相談所なら9ヶ月(IBJ実データの初婚在籍期間の目安)で決まったとしたら、総額でどちらが安いかは計算してみないと分かりません。料金表の数字だけでなく、自分の状況とセットで考えるのが正解です。
「結婚相談所はなぜ高いのか」に正面から答える
検索データを見ると、「結婚相談所 なぜ高い」という疑問はかなりの数、検索されています。良い機会なので、運営側の立場から正面から答えます。
理由は単純で、人が動くサービスだからです。マッチングアプリの本質はシステム利用料で、月額数千円で成り立ちます。結婚相談所の費用の中身は、プロフィール作成の支援、お相手探しと申し込み戦略の相談、お見合いの日程・場所の調整代行、交際中の悩み相談、成婚までの伴走。どれも人の時間を使う仕事で、ここに対価が発生しています。
もう一つ、身元保証のコストがあります。結婚相談所は入会時に独身証明書などの公的書類の提出が必須で、この審査と管理にも人手がかかります。「会う相手が全員、身元の確かな独身者」という環境は、タダでは作れません。
そのうえで、払う側だった人間としての実感も書いておきます。私自身、入会前は「高い」としか思っていませんでした。考えが変わったのは活動してからです。結婚相談所は、活動開始から1年以内に結婚相手が決まることが珍しくありません。実際、IBJのデータでも成婚までの在籍期間は初婚で約9ヶ月です。数年単位になることも珍しくない恋愛や、続けるほど費用がかさむ割に真剣度に幅があるアプリと比べて、「結婚までの時間」で見たときの効率が違う。短期間で結婚したい人にとっては、時間をお金で買う投資として成立している。今振り返ると、払う価値はあったというのが正直な感想です。
もちろん、これは「誰にとっても安い買い物」という意味ではありません。結婚を急いでいない人にとっては、高い買い物のままだと思います。向き不向きの話は別の記事に書いたので、迷っている人はそちらを先に読んでください。
関連記事: 「結婚相談所はやめとけ」7つの理由と実際
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お見合い料とは?「0円」の仕組みと本当の意味

料金の内訳の中で、いちばん見過ごされやすいのに、活動のしやすさをいちばん左右するのがお見合い料です。
お見合い料とは、お見合いが1件成立するたびに相談所へ払う費用のこと。0円に設定している相談所から、1回5,000円〜1万円かかる相談所まで幅があります。
なぜこの項目が重要なのか。婚活の構造と関係があります。お見合いの申し込みは、断られる方が多いのが普通です。そして、IBJの2025年成婚白書によると、成婚した人は成婚せずに退会した人の約2.7倍のお見合いをこなしています。つまり、ある程度の件数を打てるかどうかが結果に直結する。ここでお見合い料が1回1万円かかる仕組みだと、「今月はもう2件やったから、この人への申し込みはやめておこう」という財布ベースのブレーキが働いてしまいます。せっかくの出会いの機会を、料金の仕組みが削ってしまうわけです。
縁結びラボラトリーがお見合い料を0円にしているのは、この理由からです。ある程度の件数をこなすほうが、成婚には近づく。だから、お金を理由にお見合いをためらってほしくない——料金の仕組みそのものを、成婚から逆算して設計しています。
正直に言うと、お見合い料0円の相談所は今では珍しくありません。0円だけなら差別化にはならない時代です。だからこそ確認してほしいのは、「0円で数を打てる仕組み」と「一人ひとりを見てくれるサポート」が両立しているかどうか。お見合いを組むだけ組んで放置されるなら、0円の意味がありません。この両立をどう実現しているかは、次の章の料金プランの中で説明します。
なお、お見合い料が0円でも、お見合い当日のお茶代(男性が持つ場面が多い)は別にかかります。ここまで含めて誠実に伝えている相談所かどうかも、見極めの材料にしてください。
参考: 約2万人の婚活ビッグデータを分析した「2025年 IBJ 成婚白書」公開|IBJ
縁結びラボラトリーの料金プラン(全部公開します)

相場の話をしてきたので、当相談所の料金も隠さず全部公開します。他社の料金を並べて「当社が一番お得」とやるつもりはありません。相場とデータはここまでに書いたとおりなので、一つの実例として見てください。
| 項目 | スタンダードプラン | ライトプラン |
|---|---|---|
| 入会時初期費用 | 110,000円 | 66,000円 |
| 月会費 | 17,600円 | 11,000円 |
| 成婚料 | 165,000円 | 165,000円 |
| お見合い料 | 0円 | 0円 |
| お見合い申込み | 100件/月 | 100件/月 |
| お見合い申受け | 無制限 | 無制限 |
スタンダードプランは、プロフィール文の作成をインタビューからフルサポートし、月1回のZoom面談で目標設定と目標管理まで二人三脚で進めるプランです。ライトプランは、自分のペースで婚活を進めたい人向けのプラン。どちらもお見合い料0円・申込み月100件なので、「数を打つ」ことに料金のブレーキがかからない設計は共通です。
総額の目安も計算しておきます。標準的な活動期間(9ヶ月)で成婚した場合の金額です。
- スタンダードプラン: 初期費用110,000円+月会費17,600円×9ヶ月=158,400円+成婚料165,000円で、総額433,400円
- ライトプラン: 初期費用66,000円+月会費11,000円×9ヶ月=99,000円+成婚料165,000円で、総額330,000円
IBJ実データの総額分布(30〜50万円)と重ねると、スタンダードは男性の最多価格帯(40〜49万円)のただ中、ライトは分布の下限寄りという位置づけです。安さを競う価格設定にはしていません。その代わり、当相談所は現在、入会枠を月3名までに制限しています。一人ひとりに手厚く時間を使うためには、会員数を絞るしかないからです。「0円で数を打てる仕組み」と「一人を見るサポート」の両立は、この人数制限で成り立たせています。
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入会前に確認したい料金のチェックポイント
「払っても結婚できなかったら、全部無駄になるんじゃないか」。知恵袋などの相談を読むと、この不安が繰り返し出てきます。まっとうな不安だと思います。だからこそ、入会前に次の4点を確認してください。ここを事前に押さえておけば、費用のリスクは大きく減らせます。
1つ目は、追加費用の有無。基本料金のほかに、パーティー参加費・オプション相談料・写真撮影の指定業者など、後から乗ってくる費用がないか。「この料金表以外に払うものはありますか」と無料相談で直接聞くのが確実です。
2つ目は、休会制度。仕事の繁忙期や気持ちが疲れた時期に、月会費を抑えて活動を止められる制度があるか。長期戦になったときの保険になります。
3つ目は、中途退会の条件。成婚以外の理由で辞める場合に、いつまでに申し出るのか、返金規定はどうなっているのか。契約期間2ヶ月超・金額5万円超などの条件を満たす契約は特定商取引法の対象で、クーリング・オフ制度もあります。規定を明文化していない相談所は、その時点で候補から外して構いません。
4つ目は、成婚の定義。どの時点を「成婚」として成婚料が発生するのかは、相談所・連盟によって違います。交際が始まった時点を成婚とする定義だと、婚約前に成婚料を払うことになりかねません。IBJ加盟店なら成婚=婚約で統一されています。
この4つを全部、無料相談ではっきり答えられる相談所を選んでください。お金の質問に濁りなく答えられるかどうかは、その相談所の誠実さをそのまま映します。
結婚相談所の料金に関するよくある質問
最後に、料金まわりで検索されることの多い質問に短く答えます。
Q. 結婚相談所の費用は平均していくらですか?
IBJの実データ(紹介サービス経由の入会者)では、総額30〜50万円の層が中心です。内訳の中央値は初期費用11万円・月会費の総額11万円・成婚料22万円。活動期間は初婚で約9ヶ月が目安です。
Q. 月々はいくらかかりますか?
月会費の相場は5,000円〜2万円程度です。これに加えて、お見合いのお茶代やデート代などの活動費が別に動くと見ておくと、実態に近くなります。
Q. 成婚料は誰が払うのですか?
成婚退会する本人が、自分の在籍する相談所に払います。IBJ加盟店の場合、カップルは男性・女性がそれぞれ自分の相談所に払うのが基本です。相手の分まで払うものではありません。
Q. 成婚料を払わずに退会したらどうなりますか?
多くの相談所では、活動で出会った相手との交際や結婚を隠して退会した場合、規約違反として成婚料を請求できる定めになっています。発覚の経緯はさまざまですが、契約違反のリスクを抱えてまで節約する金額ではありません。それ以前に、二人の結婚の始まりをごまかしで飾るのは、あまり良い門出とは言えないと思います。
Q. 費用を安く抑える方法はありますか?
タイプ選び(自走できるならデータマッチング型・オンライン型)、相談所によっては用意されている20代割などの割引制度、お見合い料0円の相談所を選ぶ、が王道です。ただし「安さで選んで活動が長引き、月会費で逆転される」のが婚活費用のいちばん多い失敗パターンです。総額は「料金×期間」で決まることを忘れないでください。
内訳が見えれば、料金はもう怖くない
最初の不安に戻ります。「結局いくら用意すればいいのか」の答えは、総額30〜50万円、月々は月会費5,000円〜2万円+活動費でした。「払っても無駄にならないか」のリスクは、追加費用・休会・退会条件・成婚の定義の4つを入会前に確認することで、大きく減らせます。
30〜50万円は、決して小さいお金ではありません。ただ、これは「約9ヶ月で人生のパートナーを見つけにいく」ための、内訳のはっきりした投資です。何に払うのかが見えた今なら、料金表を前にして立ちすくむ必要はもうありません。
あとは、自分の場合の総額を確かめるだけです。当相談所の無料相談では、この記事に書いた内訳とチェックポイントを、あなたの活動プランに当てはめて具体的な数字でお見せします。聞くだけ聞いて、比較材料にしてもらって構いません。お金の話から始まる婚活は、実は一番堅実なスタートです。
入会を決める前に、気になることだけ聞いてみませんか
20〜30代男性専門・IBJ正規加盟店。オンラインでも相談できます
フォーム送信後、24時間以内にご返信します
監修: 縁結びラボラトリー代表(IBJ正規加盟店・自身もIBJでの成婚経験者)
